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今後の需要と価格推移は?プラチナ相場の基本まとめ
2013.03.09 買取コラム
プラチナの需要と価格推移を把握することで、相場の上下を推し量ることに繋がります。 プラチナの取引を視野に入れているのであれば、プラチナ相場の基本を把握しておきましょう。
プラチナの需要は今後どうなるの?
プラチナの需要は年々上昇しており、下がることは無いというのが一般的な見方です。 まず、プラチナは産業向けに使用される素材としての需要が高く、プラチナ市場全体の6割を占めています。特に自動車産業などではプラチナは欠かせない素材のひとつで、今後の需要拡大に大きく寄与するでしょう。
また、現在のプラチナ相場は割安感が強く、投資需要が高まると見られています。 プラチナの投資需要は全体の3%に留まっており、他の貴金属と比べると低く推移しています。
プラチナの産業需要の高さの裏付けでもありますが、今後は他の貴金属と比べて割安なイメージから投資需要が上がっていくはずです。 さらに、プラチナの安定した相場推移も手伝い、より投資需要が加速していくでしょう。
現時点では産業需要の方が高いウエイトを占めているプラチナですが、今後は投資需要も高まることを受けて、より一層と市場の需要が高まっていくと予想されます。
プラチナ相場は値上がりする?
プラチナは年間産出量がわずか200トンの希少な貴金属です。 同じく希少性が高い金は年間の産出量が約3000トンあるので、比較してみるとプラチナの希少性が良く分かると思います。このように、プラチナは産出量が限られた貴金属ですので、今後の取引相場は値上がりの一方だと予想されます。 特に産業需要が高いため、プラチナの需要が下落することもありません。
ただし、近年の投資需要の高まりを受けて、今後はプラチナ相場に変動が起こる可能性があります。
急激な上下落は起こらないと思われますが、プラチナを資産運用のひとつに考えているなら相場推移に注目しておきましょう。
プラチナ相場を把握した資産運用
プラチナを用いた資産運用を考えているなら、相場推移を把握しておきましょう。 いわゆる買い時と売り時を逃さない運用方法を身につけておくと、より一層とプラチナの資産性を活かすことができます。しかし、プラチナは価格推移の幅が小さく、過去にも大きな値段の上下は起こっていません。 そのため、どちらかというと資産価値を担保する役割が強く、資産運用に取り入れるのであれば長期保有の方が向いています。
このように、プラチナは短期保有の売買で利ザヤを得ることが難しい反面、長期間保有しても大きな値崩れのリスクがほとんどありません。 安全性が高い資産形成のひとつとして、プラチナの保有を検討してみると良いでしょう。