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ダイヤモンドや宝石のお手入れ方法は?
2014.10.20 買取コラム
ダイヤモンドのお手入れ方法
頑丈な宝石というイメージが強いダイヤモンドですが、デリケートに取り扱わないとダメージの原因となってしまいます。そのため、ダイヤモンドのお手入れには細心の注意を払って臨みましょう。
もしダイヤモンドに曇りを感じるようなら表面のクリーニングを行ってください。ダイヤモンドが曇ってしまう原因は、普段身につけているうちに皮脂や化粧品などが付着してしまうからです。特に指輪やネックレスなど身体に触れるアクセサリーだと、気付かないうちにダイヤモンドに汚れが溜まってしまいます。汚れの落としかたとしては、中性洗剤を少し溶かしたぬるま湯で軽く磨くだけです。ただし、ダイヤモンドの表面を磨く際には指先や柔らかいブラシを使って、傷が付かないように気をつけましょう。
洗い終わったダイヤモンドは柔らかいタオルで包むように水分を取ってから、少し自然乾燥させてください。これだけの簡単手順でダイヤモンドの輝きが蘇りますから、1年に1回程度はお手入れしておくと良いでしょう。
ルビー、サファイヤのお手入れ方法
色の付いている宝石のルビーやサファイヤでも、基本的なお手入れ方法はダイヤモンドと同じです。中性洗剤を少量混ぜたぬるま湯で、優しくケアしてあげれば表面の汚れを落とすことができます。
ダイヤモンドに次ぐ硬度を持っていますが、不用意な衝撃はヒビや欠けの原因になりかねません。そのため、洗浄する際にはダメージを与えないよう丁寧に扱ってください。お手入れの頻度もダイヤモンドと同じく、1年に1回程度を目安にして行いましょう。
エメラルド、オパールのお手入れ方法
エメラルドやオパールは他の宝石よりも欠けやすい特徴を持っています。そのため、お手入れ方法にも細心の注意を配りましょう。
まず、高周波洗浄機など宝石に衝撃が伝わる機械の使用は厳禁です。エメラルドやオパールはデリケートなので、高周波洗浄機のわずかな衝撃でもヒビや欠けの原因になってしまいます。したがって、エメラルドやオパールを洗浄する際には指先や柔らかなブラシで汚れを落とすようにしましょう。
また、エメラルドやオパールは熱や乾燥に弱い宝石です。直射日光で乾燥することはもちろん、エアコンが当たる場所での自然乾燥も避けてください。特にオパールは含有成分として水分を全体の6?12%程度含んでいますので、急激な乾燥は致命的なダメージになりかねません。
そのためお手入れ時だけではなく、保管場所も熱や乾燥から防げるところを選びましょう。
もう一つ注意点としては、エメラルドやオパールは酸やアルカリに弱いことです。したがって、キッチンやバスルームで洗浄する際には周囲にある漂白剤や洗剤が触れてしまわないように余裕のあるスペースを確保しておいてください。このようにエメラルドやオパールはお手入れ方法が若干難しいので、もし不安が残るようなら専門店に依頼してみると良いでしょう。