ロレックスは人気アイテムなので、偽物のリスクが常につきまといます。
特に正規代理店以外で購入した際には、本物かどうか悩みの種になってしまうでしょう。
そこで、ロレックスの偽物と本物を見分ける方法をご紹介します。
日付表示に注目してみよう!
ロレックスの偽物と本物を見分けかたとして有名なのが、日付表示に注目する方法です。
調べかたは非常に簡単で、自分で時計の針を回して日付が変わる瞬間を見ておきましょう。
この時に日付が瞬間的にパチッと切り替わるようなら、本物の可能性が高くなります。
対して偽物の場合は、ゆっくりと日付表示が回転して切り替わります。
これは、ロレックス特有のデイトジャスト機能による見極めかたです。
デイトジャスト機能はその名の通り、12時ちょうどに日付がキレイに切り替わります。
偽物ではこのデイトジャスト機能が搭載されていないので、日付の切り替わりが徐々に進んでいくのです。
一部にはデイトジャスト機能を搭載したスーパーコピー品もあると言われていますが、流通している数は限られているので、偽物と本物の見分けかたとしては有効です。
自宅でもできる簡単な調べかたですので、偽物と本物のどちらか分からない時は試してみましょう。
ロレックス本体ケースのナンバー刻印にも注意!
ロレックスはどのモデルにもリファレンスナンバーとシリアルナンバーが刻印されています。
どちらも正規品を示すナンバーであり、偽物と見極めるための決め手になります。
ナンバーが刻印されている場所は、本体ケースの6時側と12時側です。
旧モデルではブレスレット外さないと見えない部分なので、ナンバーの刻印を調べたい時は本体のバネ棒を外してケース本体の側面を見えるようにしましょう。
なお、6時側に刻印されているのがシリアルナンバーで、12時側はリファレンスナンバーになります。
現行モデルではベゼルの内側に刻印されており、ブレスレットを外さなくてもナンバーが確認できます。
刻印されているナンバーの種類は旧モデルと同じで、6時側がシリアルナンバーで12時側がリファレンスナンバーです。
現行モデルの一部には6時側にシリアルナンバーが刻印されていないものもありますので、偽物と本物を見分ける際は注意しましょう。
表面ガラスの状態も重要!
ロレックスの表面ガラスに使われているのは、サファイアクリスタルです。
そのため硬度に優れており、あまり傷が付きません。
もし表面ガラスに大きな傷が目立つようなら、サファイアクリスタル以外の素材で作られている可能性が高く偽物のおそれがあります。
また、表面ガラスにはロレックスの王冠ロゴが透かしとして彫り込まれています。
この王冠ロゴは肉眼では見えにくく彫ってあり、ルーペなどで確認しないと分かりません。
もし、表面に目立つ形で王冠ロゴが彫られていたり、ロゴの形が不格好な場合は偽物の可能性があるので注意してください。