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アクアマリンの特徴や産地について

2015.02.27 買取コラム

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アクアマリンは薄く透き通った水色の美しい宝石です。 ジュエリーファンの人気も高く、質が高いアクアマリンは高値で取引されています。 そこで、アクアマリンの特徴や産地をまとめてみました。


アクアマリンの特徴

アクアマリンはベリルという鉱物で構成されている宝石で、エメラルドと同じ種類に属しています。 そのため、アクアマリンとエメラルドの違いはカラーのみです。
アクアマリンとエメラルドの大きな違いとして、原石の状態が挙げられます。 エメラルドは原石に傷が多く見られるため、加工に時間が掛かってしまいます。 しかし、アクアマリンは傷がほとんどない原石が多く、簡単な研磨だけで美しい宝石が出来上がります。
アクアマリンはその美しい水色の輝きから、古くは船乗りの石と呼ばれていました。 海の危険から守ってくれる効力があると信じられており、現代でパワーストーンとして扱われる源流ともなっています。
アクアマリンは硬度に優れている宝石で、傷が付きにくいことが特徴です。 宝石の表面が美しい状態で保てるため、長くアクセサリーとして使い続けられます。
ただし、アクアマリンは脂質に弱い特徴があるため注意が必要です。 脂質が付着してしまうと、アクアマリン特有の透明度や輝きが失われてしまいます。 特に指輪やネックレスなど肌に触れるアクセサリーの場合は、使用後にきちんと脂質などの汚れを落としておきましょう。
アクアマリンは透明度や輝きが鍵となる宝石ですので、しっかりと価値を保てるように日ごろのお手入れを欠かさないようにしてください。

アクアマリンの産地

アクアマリンの産地として世界的に有名なのがブラジルです。 ブラジルで産出されるアクアマリンは、他の産地のものと比べてクオリティに優れています。 アクアマリンの輝きだけではなく、色合いが美しいことも評価されているポイントです。
また、ナイジェリアもアクアマリンの産地として知られています。 しかし、ナイジェリア産のアクアマリンはやや傷が多く、品質面では一歩劣っていると言えるでしょう。
同様にモザンビークもアクアマリンの一大産地ですが、色味が強すぎるためブラジル産のものより価値が低くなっています。
アクアマリンは独特の透き通るような水色が特徴であり、その点に優れているブラジル産が高品質のアクアマリンと見なされます。 そのため、世界各地の産地のアクアマリンを比較してみると、価格の面でもブラジル産が抜きんでています。
日本での取引価格も透明度や色合いが重視されますので、査定の際には注目しておくと良いでしょう。

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