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金の純度とは

2015.02.10 買取コラム

金の延べ棒写真

金の純度は買取額にも大きく影響しています。 そのため、金の純度について把握しておくと良いのですが、専門用語が多いので普段貴金属に馴染みが少ない人だと難しいかもしれません。 そこで、金の純度について簡単に解説していきましょう。

 

金の純度を示す数字とは?

貴金属に詳しくない人でも、K24や24金などの表記は目にしたことがあると思います。 金の純度は100%などの表現ではなく、この数字の組み合わせによって示されているのです。 まず、純度100%の金製品はK24や24金と表記されます。 ただし、純度100%の金は加工に適しておらず、アクセサリーやジュエリーとして用いられることはほとんどありません。 そのため、24金として流通しているのは、インゴッドなどの資産向け金製品が大半です。 

次に、金を加工しやすくするために別の金属を融合させた合金があります。 これらは金の純度が100%以下になるため、24金以下の表記になることが一般的です。 24金以下で純度が高くなるのは22金になります。 純度100%が24金なので、22金の純度は91.6%です。 つまり、残りの8.4%は他の金属が使われている金合金であることを意味しています。  

金合金として比較的目にするのが18金製品です。 アクセサリーやジュエリーにも多く使われている18金は純度75%を示します。 18金は加工がしやすいだけではなく、金の価値と美しさを発揮できるベストなバランスと言われています。 

この他には14金や10金がありますが、それぞれ金の純度は58.5%と41.6%に下がってしまいます。 金の純度が高いほど買取額も上がりますので、手元に使わなくなった金製品があれば純度を確かめておくと良いでしょう。

 

金の純度を証明する刻印

一般的に市場流通している貴金属製品は、その価値を証明するために日本造幣局のホールマーク(刻印)が記されています。 金製品もこのホールマークによって、純度が1000分率で刻印されていることがほとんどです。 

例えば、18金であれば金の純度は75%なので、ホールマークは750の表記になります。 ホールマークは日の丸のデザインと共に数字で表記されているので、小さなアクセサリーでも見逃すことはありません。 さらに金属の種類(Pt・プラチナなど)も示されており、貴金属の合金が分からない時にもホールマークは役立ちます。 

リングなどのジュエリーは裏面にホールマークが刻まれているため、純度が分からないアクセサリーがあれば確認しておきましょう。

 

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