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カルセドニーの特徴や産地について
2015.03.19 買取コラム
カルセドニーは様々な色合いが美しい宝石で、バリエーションの豊富さでも人気を集めています。 そこで、カルセドニーの特徴や産地についてまとめてみました。
カルセドニーの特徴
カルセドニーは和名を玉髄と呼ばれる宝石です。 豊富なカラーバリエーションがあり、それぞれ異なる呼び名がついていることが特徴です。 例えば、濃い赤色のものはカーネリアン、明るい緑色のものはクリソプレーズと呼ばれています。 なかでも一番有名なのは、海のように透き通った青色に輝くシーブルーカルセドニーです。 カルセドニーの代名詞的な存在でもあり、一番人気とも言えるカラーです。
カルセドニーは水晶と同じく石英系の宝石です。 構成成分が似ている宝石がいくつかあり、特徴の違いで呼び分けられています。 有名どころとしては、縞模様などが表面にあるアゲートや、透明度が低くくすんだ色合いを持つジャスパーなどです。
カルセドニーは程よい硬度が特徴で、加工しやすい宝石のひとつです。 古くから装飾品や芸術品に用いられており、現在でもアクセサリーやジュエリーとして活用されています。 また、彫刻加工がしやすいため、印章の素材としても使われてきました。
水晶系の宝石なのでパワーストーンとして使われることが多く、身につけるアクセサリーやジュエリーとしても人気です。 手ごろな価格で購入できるため、普段使うアクセサリーとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
カルセドニーの産地
カルセドニーの産地として、古くから有名なのはギリシャです。 良質のカルセドニーが産出されていたのがギリシャのカルセドンで、カルセドニーの語源ともなりました。 古代ギリシャではカルセドニーを使った食器が作られており、毒が含まれていないかどうか確かめるために使われていました。 このように古くからヨーロッパや中東で装飾具などに用いられており、現在でも様々な産地のものが広く流通しています。
近年のカルセドニーの産地として知られているのは、ブラジルです。 様々なカラーリングのカルセドニーが産出され、世界中に出荷されています。
また、インドネシアもカルセドニーの有名な産地です。 なかでも、小さなカルセドニーの粒が集まったものは、グレープカルセドニーと呼ばれており高い品質で知られています。
この他にもアメリカやモロッコなど、世界各国でカルセドニーが産出されています。 特にモロッコのカルセドニーは大粒の原石が多く、パワーストーンとしても有名です。
カルセドニーは世界各国で産出されていて、それぞれで特徴が異なります。 取引価格も様々なので、売却の際は見積もりを行っておきましょう。
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