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ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書はどういう違いがあるの?

2015.03.11 買取コラム

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ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書は良く目にするかと思います。 しかし、宝石に詳しくない人だと、どのような違いがあるのか分からないのではないでしょうか。 そこで、ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書についてご説明します。


鑑定書と鑑別書の違いは?

鑑定書と鑑別書は言葉の響きこそ似ていますが、内容は大きく異なります。 そこで、鑑定書と鑑別書の違いを把握しておきましょう。
まず、鑑定書はダイヤモンドにのみ発行される証明書です。 別名はダイヤモンド・グレーディング・レポートで、ダイヤモンドのグレードやランクを示しています。 一般的には4C(カラー・カット・クラリティ・カラット)が明記されており、ダイヤモンドの質が鑑定書に載っていると考えれば良いでしょう。
対して、鑑別書は宝石全般の素材を示した調査書です。 そのため、ダイヤモンドだけではなく他の宝石にも発行されています。 ただし、宝石の質を示すものではなく、あくまでも素材の種類を科学的に検査した結果が載っているだけです。 つまり、鑑別書が付いている宝石でも価値があるとは限らず、素材の真贋を証明する書類に過ぎません。
このように、鑑定書と鑑別書は似ている言葉ですが、その内容は大きく異なるため注意が必要です。 特にダイヤモンドを購入する際には、鑑定書に注目するようにしましょう。

ダイヤで重要なのは鑑定書!

ダイヤモンドを購入する際に注意すべきなのが、鑑定書の内容です。 どんなに見た目が綺麗で整っているダイヤモンドでも、鑑定書で正確な価値を把握する必要があるからです。 特に、婚約指輪や結婚指輪など、しっかりとした価値の裏付けが必要な際は、必ず鑑定書に目を通すようにしましょう。
まず、一般的に言われているのが、4Cの評価基準に達しているかどうかです。 4Cについては「カラー・DEF以上、クラリティ・VS以上、カット・エクセレント以上、カラット0.3ct以上」が評価基準になります。 そのため、購入希望のダイヤモンドがあれば、鑑定書で評価基準に達しているかどうか確認してみてください。
もし、予算の都合で4C全ての評価基準にこだわれない場合は、自分の中で優先順位を付けることが大切です。 例えば、色と輝きを優先するならカラーとクラリティ、大きさや形の美しさを優先するならカラットとカット、など優先順位にこだわってみましょう。
いずれにしても、ダイヤモンドを購入する際には、必ず鑑定書を確認するようにしてください。

鑑定書と鑑別書の注目すべきポイント

鑑定書と鑑別書にはそれぞれ注目すべきポイントがあります。 まず、鑑定書はダイヤモンドの4Cが示されていますので、必ず確認しておきましょう。 専門的な数値や調査結果も載っていますが、分からない数値が多い場合でも4Cのグレードは確かめておいてください。
次に鑑別書には宝石の起源と加工の有無が掲載されています。 つまり、宝石の真偽を計ることができますので、正確な価値を把握するためにも目を通しておきましょう。
ただし、どちらも宝石の価値を客観的に示した証明書なので、価格などは掲載されていません。 もし、正確な価格を知りたい場合には、専門店の見積もり査定を受けてみると良いでしょう。

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