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トルマリンの特徴や産地について

2015.03.12 買取コラム

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トルマリンはパワーストーンやお守りとしても人気の宝石です。 そこで、トルマリンの特徴や産地についてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。


トルマリンの特徴

トルマリンは和名で電機石と呼ばれるように、帯電する特徴を持っています。 この性質はトルマリンの内部にプラスとマイナスの電極が存在するためで、加熱によって静電気が発生します。 かつてはトルマリンが静電気を帯びる性質を活かして、タバコの灰を吸い取ることに使われていました。
さらに、トルマリンにはマイナスイオンを発生させる性質があります。 トルマリンにナトリウムやマグネシウムなど、金属をイオン化しやすい成分が含まれているためです。 そのため、古くから呪術に用いられてきたり、病気治療の道具に取り入れられたりしています。
トルマリンはカラーバリエーションが豊富な宝石としても知られています。 無色、青、緑、黒など様々な色合いを持つだけではなく、それぞれの色が混じり合ったバイカラー(2色)やトリカラー(3色)のトルマリンも多く見られます。 さらに、キャッツアイ効果を持つトルマリンもあり、表情が豊かな宝石として人気を集めているのです。
ただし、色合いが強いトルマリンは日光によって退色することがあります。 長時間太陽の光を浴びると色が褪せてしまいますので、保管場所には細心の注意を払うようにしましょう。
近年ではトルマリンの特性を活かした健康促進グッズなどが良く見られます。 しかし、実際にトルマリンが健康に良い効果を及ぼすかどうかは科学的な検証で明らかになってはいません。 そのため、あくまでもパワーストーンやお守りのひとつとして、手元に置いておく方が良いでしょう。

トルマリンの産地

世界で最もトルマリンの産出量が多いと言われているのがブラジルです。 ブラジルで産出されるトルマリンは緑色のグリーン・トルマリンや、青と緑を混ぜたようなインディゴライトが多く見られます。
また、ブラジルのパライバ州で発見されたネオンブルーとグリーンが混じったトルマリンは、パライバトルマリンと呼ばれて高価な値段が付いています。 しかし、現在ではパライバトルマリンは採掘されておらず、より一層希少な宝石となってしまいました。
アメリカもトルマリンの一大産地で、特にカリフォルニア州では珍しい透明のトルマリンが産出されます。 この他にもメーン州で採掘されるパステルカラーのトルマリンなど、アメリカのトルマリンは色合いが美しいことで人気を集めています。

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