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金の本物と偽物を判別する方法

2016.09.11 買取コラム

ゴールド写真

手元に金製品があっても、本物かどうか自信が無いケースがあるかと思います。特に自宅に古くからある物や人から貰った物など、自分が購入した物以外は偽物の可能性が払拭できません。そこで、金の本物と偽物を判別する方法をご紹介します。

 

金製品の見た目で判別する方法

本物の金製品は大半が純度を示す刻印が記されています。代表的なものとしては、金純度を表すK22やK18などの刻印です。物によって刻印されている場所は異なりますが、本物の金が用いられていれば大半は刻印があるのですぐに分かるでしょう。  

特に日本製の金製品であれば、ブランドマークや製造番号など純度以外の情報も刻印されています。金の重量なども記されている物もあるため、鑑定してもらう前に大体の査定額が把握できる場合があります。  

注意点としては、海外製の金製品は刻印されている内容よりも金純度が低いケースがあることです。例えば、18Kと刻印されていても、日本製の18金と比べると金純度が低い可能性があります。 刻印の有無だけで正確に本物と偽物を判別できるわけではありませんが、金製品の信頼度を示す大きな手掛かりとなるでしょう。

 

金の特徴を活かして判別する方法

金の特徴を上手く活用すれば、本物と偽物を判別することができます。自宅でも簡単に試せる方法なので、手元に本物か偽物か分からない金製品があれば試してみましょう。  

まず、金を磁石にくっつけてみる方法があります。本物の金製品であれば、磁石を近づけてもくっつくことはありません。しかし、偽物の金製品は表面を金メッキしているだけですので、磁石を近づけるとくっついてしまいます。 なかにはニッケルを使用した偽物の金製品もあり、これは磁石を近づけてもくっつかないので注意しましょう。 

次に、金の手触りでも本物と偽物が判別できます。金は熱伝導率が高い金属なので、触った瞬間は冷たく感じてもすぐに手の熱が金全体に伝わって温かく感じるようになります。他の金属と比べてみると手触りの違いが実感できるので、金製品と比べてみると良いでしょう。  

最後に、重さの違いで金の本物と偽物を判別する方法です。金の純度によって重さは異なってきますが、本物の金なら相応の重さがあります。特に金メッキで作られた偽物は重さに欠けるため、本物の金製品と比べると違いが良く分かります。金製品のデザインや大きさによって重さは変わってきますが、リングなど小型の物であれば重さで本物と偽物が比べやすいでしょう。 

最近の金製品の偽物は精巧に作られているので、本物との区別が難しくなっています。もし自分で判別に困るようなら、専門店で本物かどうか鑑定してもらってください。

 

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